
ブログをおサボりしている間に
私たちの可愛い可愛いかりんさんがお空へ帰ってゆきました。
8/12 17:27 病院にて尊厳死(安楽死)
年相応に、少々体調を崩し気味ではあったかりんさんですが
実際に体調を崩したのは8/8からです。
苦しそうに倒れたのですが、すぐ病院で診てもらい
翌日詳しい検査もしました。
その時は、誤嚥性の肺炎を起こしていたので
ごはんさえ食べることが出来れば薬が効いて回復の見込みがあり、
実際、先生も回復に向かっているとおっしゃっていました。
それに、なによりかりんさん自身も元気にしていました。
ところが、11日よりチアノーゼを伴う発作と痙攣が
小さなかりんさんを襲い始めました。
チアノーゼを伴う発作の原因は結局のところ最後までわかりませんでした。
痙攣は、腎臓病から来る貧血&カルシウム不足によるものです。
ごはんを食べようとすると痙攣が起きて食べるのをやめてしまうかりんさん。
しかし、食べなければ痙攣が治まらない(貧血の治療はしていましたが
カルシウムは経口で食物から摂るのが良いとのこと)ので
痙攣が治まるまでは・・・と流動食を入れてもらったりもしましたが、
結局、痙攣が治まるほどたくさん食べることが出来なかったのです。
食べさえすれば回復の見込みがあったので
発作があってもまだ希望を持っていましたが、
発作の回数がわずか1日余りの間でどんどん増えていくのを見て
私たちは早めに覚悟をしました。
12日の朝、病院へ行った時に、
発作の原因が脳から来ている場合(脳腫瘍などの場合)を考えて
最後かもしれないと思いながらステロイドの治療をしていただきました。
ステロイドが効けば・・・というところだったのですが
それも効果がなく、14時半ごろに大発作を起こしました。
14時半ごろの大発作は、
かりんさんの体にこれまでより大きなダメージを与えました。
意識が回復するまで長時間を要しましたし、
回復しても、意識レベルが低下してきているのが
素人の私たちにもわかるほどでした。
この日は休診日でしたが、朝と17時に病院を予約していたので
17時の診察時に尊厳死をお願いしようとたーちと話し合いました。
もちろん、ちょびの時のように、
我が家に往診に来ていただいて・・・ということも考えましたが
その場合、先生の都合で往診が遅くなる可能性もあったし、
かりんさんはすでに意識レベルが低下しており
またいつ大発作が起きるかわからない状態だったので
最期を迎える場所がどうこうということより、
かりんさんが苦しまないことの方が優先!
私たち二人が傍にいてあげればそれでいいよね、ということになり
予約していた診察時間に、病院での処置をお願いしたのでした。
家でここちゃんとお別れを済ませて
17時に病院にて診察をしていただき、
やはりこれから先の治療は延命のための治療になるということだったので
私とたーちが声をかけながら見守る中、
かりんさんは苦しい発作から解放されることになったのでした。
かりんさんの最期は、大発作の後で、
体力を使い果たしてぐったりさんだったので、
発作も痙攣もなく静かに眠るような最期でしたよ。

おうちに帰ってきて対面させたら、ここちゃんは一生懸命舐めていました。
まだ体が温かかったから、舐めたら起きると思ったのかな?
うちの優秀な「おくりびと」ここちゃんのおかげで
かりんさんはキレイキレイになりました。

かりんさん、13年7ヶ月、お疲れさま。
先天的に心臓が悪かったけれど、本当によく頑張りました。
うちに産まれてきてくれてありがとう☆