名前の頭文字がCで始まる4匹の愛しい犬猫たち&人間たちの華麗(加齢)なる日常。


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 やっぱり物申したい

社会見学中
↑夕刻、お散歩しているよそのわんこを見学中のここあさん。


今日も音楽ネタです。
しつこくてスミマセン(^^;)
興味のない方はスルーでお願いします(爆)
長いので、Read more からお読みください(*- -)(*_ _)ペコリ



◆ リンク用URL ◆
http://chacachoco.blog119.fc2.com/blog-date-20100913.html

 
 
先日、NHKで「小澤征爾~入魂の一曲」を観ました。
今日は地元のローカル色の強い放送局のニュースの中で
サイトウ・キネンでの下野さんの奮闘ぶりが5分ほど放送されました。

始めにお断りしておくと、
私は小澤さんが作り出す音楽が
昔から(ボストン時代から)とってもとっても好きです。
ただ、日本人の中には、マスコミに操作された情報から
実際にどんな風にすごいかがわからないまま
小澤さんがすごい人だと妄信している人もたくさんいます。
(いや、すごい人であることを否定するわけじゃないですよ。すごい人です)

小澤さんは唯一無二の存在。
野球界で言えば長嶋茂雄みたいな。笑。
エンターテイメント性に優れ、そして間違いなく成功している。

そんな敬愛する小澤さんなのですけど、
今回のサイトウ・キネン・フェスティバルに関しては
私の頭の中は「???」だらけでした。
降板・チケット問題もそうなんですが、
何よりも私が残念だったのは、代役に指名した下野さんに、
サイズの合わないオザワの着ぐるみを着せようとしていたことです。

↑なんか書き方が変ですね(笑)
つまり「下野さんにお願いした」はずなのに、小澤さんは
「オザワの音楽」をある意味強要したのでは?ということです。

武満徹のノヴェンバー・ステップス。
下野さんのリハーサル中のことですが、
武満徹の直筆コピーかな?とも思われる大きなスコアを広げながら
小澤さんが下野さんの練習を途中で止めます。
「武満さんと初演の時に議論を交わしたところだから言うんだけど
ここはこうやって欲しい」というような要望でした。

私だってもちろん、
指揮者が作曲家の意図を汲まなければならないことくらい知っています。
小澤さんは作曲家と直接やり取りをしたのだから、
小澤さんが言うことは正しい。しかも練習時間は無いわけだから焦るし。

でもね、下野さんも小澤さんとはまだ雲泥の差があるかもしれませんが
一応それを生業としているプロフェッショナルな指揮者なんですよね・・・。
なので小澤さんには少しの間見守る勇気も必要だったのでは?と思うのです。
あの状況では、下野さんが指揮者(たとえ代役としても)なのに、
端っこにいる小澤さんの存在が大きすぎて、
楽団員も、下野さんより小澤さんの言ってることを熱心に聴いちゃうし、
下野さんは"小澤先生の言いなり指揮者"みたいな存在にしかなれない、
ということになるんじゃないかな~。
それでなくても、小澤さんの下に集まってきた楽団員を
相手にしているわけですから、
下野さんにとっては最初からアウェーな環境だし。

武満&小澤さんの間で、
曲の解釈についてどんな議論があったかは知りません。
でも、クラシックの音楽家(指揮者)って、大昔に作られた曲を
楽譜を頼りに解釈して(その解釈があれこれ微妙に違うからまた楽しい)、
楽譜から情報や作曲家の意図を読み取っていく作業を
いつもしていると思うんです。
(作曲家の意図をじかに聞ける、というのは、
作曲家が生きている間しか出来ないわけですから稀ですよねぇ)
だから、例えば小澤さんだと、演奏するいろんな楽曲が
「オザワらしい」音色や演奏になっていくわけですよね。
武満×小澤のノヴェンバー・ステップスは、彼らにしか出来ない。
下野さんにそれを求めたいのであれば、
もっと「指揮者・下野」を立てる方法を
取らなければいけないんじゃないかと思うし
そもそも武満×小澤と同じものを求めるのはちょっと違うと思うのです。

代役を立てたことによるチケットの差額払い戻しをしなかった分、
下野さんが小澤さんと同じくらいのパフォーマンスをしなければ
わりに合わないという状況になり
(↑客層がたいがい小澤ファンなわけだし、大御所と中堅なんだから、
同じようなパフォーマンスなんて無理に決まってるけれど)
小澤さんは小澤さんなりに、下野さんは下野さんなりに
大変だったのでしょうけれど。

聴衆の中には、今回のノヴェンバーを聴いて、
小澤さんの方がよかった、と思う方もたくさんおられたと思いますよ。
初演の時から聴き慣れている小澤さんの演奏が心地よく聴こえる、
ということもあるかと思います。
でも、小澤さんは指揮を降りて、代役に任せたのです。
そうであるなら、小澤さんの息の掛かったノヴェンバーより
武満×下野のノヴェンバーが聴いてみたかった、と思う人もいたかも。
下野さんは基本的に楽譜に忠実な方ですから
それなりのノヴェンバーになったと思うのですけど・・・。


はぁ~、ちとばかり毒を吐きました(爆)
私の勝手な独り言ですし、
自分で思った感想を自分のブログに素直に書いただけなのでお許しあれ~。


さて、地元のわずか5分間のニュース特集では、
フェスティバル最終日の下野さんに密着。
(でもわずか5分でもちゃんと取材してオンエアしてくれて感謝!@MBC)
下野さんはサイトウ・キネン・オケについて
「強いオーケストラだと思う。
もちろん生半可な気持ち、生半可な勉強ではダメだし、
いい加減なことをしたら振り落とされる。
だから気張ってなきゃいけない」と言っていました。
そして演奏後、代役を務めた感想を求められた下野さんは
「『いろんなことをお前もうちょっと考えてみろよ。
自惚れるんじゃないぞ。もうちょっと勉強したら?』って
どす(凄み)で突きつけられたような感じ」とも言っていました。

今回、おそらく一番好評だったと思われる
ブラ1のラストが映像と共に少し流れましたが、
演奏が終わった時、オケも下野さんも
まるでフルマラソンを全力疾走したかのような形相でした(笑)
終わって振り返った下野さんはゼェゼェ息が上がってるし!(爆)
しかし、このオケからのもの凄いパワーを跳ね返し、
さらに最終的にこのオケをある意味本気にさせてしまった下野さん、
あなたは凄い!

小澤さんは客席から立ち上がってブラヴォーを送っていました。
舞台袖に戻ってからも
「(昨日とは)まるで違った。ずっとずっと良かった。
心を入れ替えたんじゃないの?」なんておっしゃってご機嫌でした。
この日は最終日で気合も入っていただろうし、開き直りもあっただろうし、
ブラ1の4楽章はおそらく下野さんお得意(笑)の
イケイケドンドンな状態になったんでしょうねw
(私、下野さんのイケイケドンドンって個人的には大好きですけどね!爆)
それが少々手荒な(?)手段だったとしても
結果オーライならばそれで良かったのだと思います。

下野さん、本当に本当に(いろんな意味で)お疲れさまと言いたいです。
NHKはあんなに会場が熱狂したブラ1を
どうやら放送してくれそうにありませんが(←厭味)、
せめて、いろんな思いが詰まっているであろうノヴェンバーと幻想は
正座をしてTV放映を観させていただこうと思います!

NHKさん、昔のこと(小澤さんとN響との確執)は棚に上げて
カリスマ・オザワの特集をバンバン組むのもいいですけれど、
場つなぎ的にオザワ×ベルリンフィルの「悲愴」を
全楽章流すくらいなら、
若い指揮者(中堅の下野さんや若手の山田さんなど)が
ひとつ、大人の階段を上がる様子(爆)を捉えたドキュメントを
小澤さんを絡めて作れば、おそらく見ている人も面白いでしょうし、
次世代の、たくさんの有望な指揮者たちに光を当てることが出来るのに。
降板した小澤さんばかりが注目されていて、
下野さんは画面の片隅に時々ひっそりと登場するだけだし、
若手で好評だった山田さんや
小澤さんの代役のオペラ指揮者(ヴェルバー)はニュースにもならない。
体調不良で、今回の演奏会に関しては
全く自分の責任を果たせなかったはずの小澤さんばかりが
(癌からの復活とはいえ)なぜかTV画面や新聞記事を支配する現象に、
いささか不安と疑問を感じた私でした。

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COMMENT


大変興味深く読ませていただきました~♪
2010/09/14 22:51  | URL | るーくまま #- [edit]
♡るーくままさん

長文失礼しました~(^^;)
日本語がおかしいのに最後まで読んでくれてありがとニャ\(=^‥^=)/
2010/09/15 08:49  | URL | ちゃこぽん #hIs5x0pk [edit]
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