名前の頭文字がCで始まる4匹の愛しい犬猫たち&人間たちの華麗(加齢)なる日常。


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 カヴァレリア・ルスティカーナ

私がオペラの合唱団員として出演したオペラの中に
ヴェリズモオペラの代表作である
マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」があります。

「カヴァレリア・ルスティカーナ」のあらすじは こちら からどうぞ。
↑カタカナのタイトルなので???ですが、
このタイトルは「田舎の騎士道」というような意味です。
内容は、お昼のメロドラマ?みたいなもんですw
台本も曲も、非常によく出来ています。

さて、この「カヴァレリア・・・」、
ソリストもそうですが、合唱団にとってもおいしすぎる演目なんですね(笑)
美しい曲で、しかも歌い甲斐のある曲がずらりオンパレード。
聴いている方も耳に残るメロディーが多いのですが
歌っている方もものすごーーく満足感があって楽しいんです(笑)


私は、いわゆる普通の合唱よりも、オペラの合唱の方が好きです。
一般の合唱だと、いろんな声を持った人たちを
うまくまとめつつ作り上げていく、という感じがするのですが、
オペラの合唱は、悪く言えばもう少し大雑把、
良く言えばある程度自己主張があったり個性がある方が面白いんですよ。
一般の合唱が【融合】ならば、
オペラの合唱は【化学反応】といったところかな。

私はこの頃、他の仲間数人と共に合唱団のまとめ役的な存在でしたが
はっきり言って、ずっと目標にしていたソリストという立場が
もはやどうでもよくなってしまうくらい
オペラの合唱の面白さにはまってしまっていたんですね。
ソリストはもちろん歌唱力に関しては凄いんですけど、
合唱団がうまく引き立てなかったら
ソリストの良さは出てきませんからね(爆)
そして、たいていソリストよりも合唱団の方が演技が上手かったりね(笑)
さらに、ソリストには役名がありますが、
合唱団だって「シチリアの○○村の△△さん・×歳」というような
役の設定を個々が勝手に作り上げちゃっていますから、
やっている方はその設定に合わせて役作りしたりして楽しいんですよ。
現在は新国立劇場で合唱指導をされている三澤洋史先生が
当時、練習中に「オペラの合唱って、何の何兵衛、の世界なんだから」
とおっしゃっていたのを思い出します。


そして、私が合唱団員であることが楽しかった理由のもうひとつは、
ソリストになるよりずっとたくさん勉強出来る環境にあったからです。
私や私の友人は、どのソリストや合唱団員よりも
真面目に練習に通っていましたから、
どのソリストの役も(男性の役まで)おおよそ暗譜が出来ているだけでなく
お芝居の大まかな動きまですべてマスターしていました。

お稽古(立稽古)の時には、舞台に見立てた広さの場所で
客席側に演出家・演出助手・指揮者・出番じゃない人(爆)などが
ずらっと座っていたりするんですが、
時々、ソリストでも動きがあやふやだったりする人がいるんですね。
私と友人はそういう時に、
客席側からソリストに見えるように
「ソリストの動きを鏡映しにした動き(左右逆の動き)」をやって
助け舟を出したり、歌詞を失念しないように手助けもしていたんですよ。
(こういう役割を「プロンプター」と言います)
お稽古をお休みしているソリストがいたら、その代役もやったりね。

それから、小道具作りや衣装直しなども手伝ったり・・・(笑)
まあ、お金のない団体ですから、なんでも屋さん状態だったんですね。
でも合唱だけでなく裏方のこういう仕事の手伝いが
とても勉強になるんです。
歌が上手いから、と、団体にやってきてすぐソリストを務めるような人で
裏方のことをたいして重要でないと思っている人は
いつまで経っても「全員で作り上げていく」という感覚を持てずに
KYなお殿さま、天狗になった歌姫さまのまんまです(笑)


「カヴァレリア・・・」を上演する頃、たーちは団体を休会していました。
が、ダブルコーラス(舞台上と舞台袖に合唱団が必要)の時の
お手伝い要員で、舞台袖の影コーラスをやることに。
私たちはまだお付き合いも結婚もしていませんでしたけど
これが私たち夫婦の微妙な初共演となりました(爆)
たーちは、オペラに出演するようになった最初から
ずっとソリストでやってきた人なので、
合唱団としてオペラに出たのはこれが最初で最後ですよw

その初共演(笑)の合唱曲がこちら。


サントウッツァ役はヴァルトラウト・マイアー(Mezzo Soprano)
「主は生きておられる、今日主は天に昇られた、主を讃えて歌おう」
というような歌詞です(復活祭の日が舞台です)
この曲めちゃくちゃ好きなんですよね~。かっこよくて♪
オペラの合唱曲の中で一番好き!


さて、この「カヴァレリア・・・」ですが、
70分ほどの短いオペラなのに本当に名曲が揃っています。
以下に主な曲のリンクを貼っておきますので興味のある方はどうぞ。
個人的に、主人公のトゥリッドゥは、マリオ・デル・モナコ以外に
考えられないので(爆)デル・モナコの演奏を中心にリンクしています。

シチリアーナ
 舞台が開く前、舞台袖からトゥリッドゥが
 ローラを思って歌うアリア。
 この映像は舞台裏を映しているので
 映画か何かの1シーンのようですね。

ママも知るとおり
 メゾソプラノの中でも超有名なアリア。
 シミオナートのサントゥッツァでどうぞ。

トゥリッドゥとサントゥッツァの二重唱
 どこに行っていたのか問い詰めるサントゥッツァを
 ウザがるトゥリッドゥ。
 途中で涼しい顔をした不倫相手(ローラ)が現れドロドロ三角関係にw

トゥリッドゥとサントゥッツァの二重唱(その2)
 それでも行かないでと哀願するサントゥッツァを突き放し
 ローラのもとに行ってしまうトゥリッドゥに
 ついにサントゥッツァは呪いの言葉を浴びせる。

そして、サントゥッツァはたまたま現れたローラの旦那に
「お宅の奥さん、不倫してるのよ」と告げ口。あとで後悔します。

間奏曲
 このオペラの中で一番有名な、美しすぎる曲です。

乾杯の歌
 この後、トゥリッドゥはローラの旦那から決闘を申し込まれます。

母さん、この酒は強いね~終幕まで
 テノールの超有名アリア。
 決闘に向かう前、酒に酔ったふりをして、母に
 可哀想なサントゥッツァを頼むと言い残し、別れのキスをする。
 村の女が「トゥリッドゥが殺された」と叫び、悲鳴と共に終幕。



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