名前の頭文字がCで始まる4匹の愛しい犬猫たち&人間たちの華麗(加齢)なる日常。


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 時を超えて

本日、たーちは朝からちょっとだけ演奏会に出掛けました。
式典?か何かの演奏だったので、すぐ帰ってきましたけどw
お昼からはゆっくりして、
お散歩も少し早めの時間にゆ~っくり歩いてきました。

くんくん
↑日中は暖かいので裸族でも大丈夫だワン♪



さて、昨日の記事を書きながら、ふと思い出したことがあったので
また音楽話で失礼します(^^;)
・・・とはいっても、
昨日の話からは全然脱線しちゃってるんですけどねw


私の大学時代の指導教官である恩師は、
私が学生の頃には既に60歳を超えていました。
で、私が卒業する時に定年(65歳)を迎えられました。
当時の私は20歳前後。
つまり、恩師と私は40歳以上の年の差があるわけです。

当時、大学にて、私の声楽のレッスン中に
何気にヴェルディのオペラ「ドン・カルロ(Don Carlo)」の話になりました。

恩師が
「もう20年くらい前だけど東京文化会館まで
ドン・カルロの日本初演を観に行ったのよ。
イタリアの歌劇団の引越し公演でね、
ドン・カルロ役のテノールはひっ詰まった声をしていたけど
エリザベッタ役はとても素敵だったし、とても素晴らしかったんです」
などと話してくれたのですが、
なぜか私、その恩師が20年ほど前に観たという
ドン・カルロの話が通じるんです。

あれ~?どうして~? と思ったら、
その日からさかのぼること数日前にTVで連日に渡って放映されていた
「思い出のイタリア歌劇団公演」の一連の演目の中に
ドン・カルロが入っていて、
たまたま新聞で放送のことを知った私は
その放送をしっかりVHSに録画して観ていたのでした。
恩師が足を運んで観に行った公演とは
まさにこの公演と同一でした。なんという偶然!!!

恩師に
「先生、私もその公演観ました! 先日TVで放送されたんですよ」
と話して、

私もドン・カルロ役のコンヤという人は喉が詰まったような発声で
聴いていて苦しくなったしちっとも良いと思わなかった、

エリザベッタ役のギネス・ジョーンズの歌とお芝居の美しさに感動して
特にアリアの部分は何度も繰り返して観た、

ロドリーゴ役のブルスカンティーニもめちゃくちゃ良かった、

というような話をしたら(実際はもうちょっと突っ込んだ話ですけどね)
恩師もとても喜んで二人であーだこーだと盛り上がったのでした。


後で調べてみたら、恩師が足を運んで観に行ったその公演は
私が産まれる3年前の公演でした。
たまたまその公演が20数年後にTV放映されたのも偶然だし、
私がその公演をTVで鑑賞してVHSに録画したのも偶然。
そして、おそらくチケットが入手しにくかったであろうその公演に
恩師が鹿児島からわざわざ出掛けて聴きに行ったのも偶然。
聴きに行った恩師が、私の先生になったのもある意味偶然。
そして私のレッスン中にドン・カルロの話になったのは本当に偶然。
(だって「ドン・カルロ」の中に私の声で歌うような役は無いですからね~)

いろんな偶然が重なり合って、
私と恩師は20数年の歳月を超えて
共通の話題で盛り上がったのでした(笑)
そして、「エリザベッタは本当に素晴らしかった」という
感動を二人で共有出来たのがとても嬉しかったことを覚えています。
(だって、私みたいなオペラヲタクって周りにはいなかったので
このものすごい感動を伝えられる相手がいなかったんです~。笑)

↓これがその超感動したギネス・ジョーンズのエリザベッタ。

Tu che le vanità 世のむなしさを知る神 (Elisabetta: Gwyneth Jones)
-from "Don Carlo" in Tokyo, 1967.
今聴いてもあまりに美しくて素敵で惚れてしまいますw
立ち居振る舞い、ブレスの上手さはもちろんですが
特にこの人の声の集め方や低い音の発声は私の理想に限りなく近いです。



それからまた20年が経って、
通算するとその公演から40年以上が経ちました。
その間に、世の中にはDVDという便利なものが現れて、
先ほどの、話題に上った公演は
今となってはDVDを手に入れればいつでも観ることが出来ます。



でもね、あの時の二人のあの熱い会話(爆)は、
偶然が重なったからこそ特に印象深い思い出になっていると
今でも思うんですよ。


ケータイがなくて
待ち合わせをすっぽかされると延々待たされていたような
アナログ時代のお話でしたw
(そんなアナログ時代でも、PCの前に座っているだけで何でもすぐに手に入ったり、
ケータイなどでいつでも会話が出来たり、という今の便利な時代には無い
感動や心のゆとりや豊かさは、今よりもずっとたくさんありましたよね)




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