名前の頭文字がCで始まる4匹の愛しい犬猫たち&人間たちの華麗(加齢)なる日常。


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 泣いた。

前々から欲しかった絶盤と思っていたCDの在庫がある、と
ひょんなことから気付いて、慌ててポチ☆してから数日。

今日、届きました。

即、聴きました。

号泣しました(T-T)

人知れぬ涙アヴェ・マリア[CD]人知れぬ涙アヴェ・マリア[CD]
(2002/07)
山路 芳久

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私が大学に入った頃、38歳の若さで亡くなった
テノールの山路芳久さん。
ウィーン国立歌劇場・ミュンヘン国立歌劇場で専属歌手をしていた
すっばらしいリリコ・レッジェーロのテノール歌手でした。

突然の死(心筋梗塞)は衝撃だったのですが、
それ以上に悲しかったのは
私が山路さんのCDを買おうと思った時には
既にどこのネットCDショップでも売り切れていて
中古CDがオークションなどに出るのを待たねばならなかったこと。

メラニー・ホリディとの共演CDは
どこのお店でも結構見かけたんですけどね。
でも↑これはあんまり興味なかったので(爆)
山路さんはまだまだこれから活躍が期待されるという時に
突然亡くなったので、生前の録音や映像があまりないんですね。
だから貴重な歌声を探して
NHKであった番組(山路さんの特集)を観たりもしたんですが
CDが手に入らないのが残念だったんです。

で、ひょんなことから見つけました。
なんとCDのカテゴリではなく、書籍のカテゴリにあったんです(笑)
なんだよぉ~、早く言っておくれよ~(爆)

・・・と、そんなこんなで
長年探していたCDと感動のご対面。


1曲目、シューベルトのアヴェ・マリア。
1曲目なのに聴いている途中で胸がいっぱいになってしまってCDを止め、
「ああ~こんなに素晴らしいアヴェ・マリアを歌っていた
歌声がある日突然消えただなんて・・・」
とティッシュで目頭を押さえた私。
もう一度、最初から聴きなおしつつ、ライナーノーツに目を通すと、
筆者の音楽評論家・三善清達さんも、私と全く同じように、
「万感胸に迫って」1曲目でCDをいったん止めてしまわれたらしいです。

心に響く歌声はその後も続き、
私は終始ティッシュを握りしめてうるうるしっぱなし。
テノールの歌を聴いてこんなに涙腺が緩んだのは初めてです。
(全盛期の市原多朗さんも大好き♪ですけど、
市原さんの声は同じテノールといえどもスピントだし、
涙腺が緩むというよりは
大きな声でブラーヴォ!と叫びたくなるような歌声なんですよね)

途中、オペラ・ブッファ「ドン・パスクワーレ」のアリアが入っていて
このオペラはドタバタ劇で笑っちゃうオペラなのに、
やっぱり聴いていると涙(T-T)

それにしても、

シューベルト「アヴェ・マリア」
フランク「天使の糧」、
バッハ/グノー編曲「アヴェ・マリア」
ビゼー「神の子羊」
ブラームス「子守歌」・・・

残された数少ない録音をなんとかCDにしたはずなのに
まるで急ぎ足で天国へ旅立つことを予感させるかのような選曲。

最後の2曲はオーケストラの伴奏でしたが
彼の十八番、「愛の妙薬」の「人知れぬ涙」というアリアと
日本歌曲の「初恋」でした。
この2曲は亡くなるわずか1ヶ月前の歌声・・・
そう思っただけで、さらに堰を切ったように涙が溢れます。

はぁ~~~~~


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山路さんの映像はYouTubeにいくつかあります。


マスカーニ・歌劇「イリス」日本初演(1985・藤原歌劇団&二期会)
「イリス」というのは日本を題材にしたオペラですが、吉原に売られるイリス(あやめ)という娘の話で、とにかくジャポニズムと言うにはお粗末な話の内容だし、人の名前が「キョート」や「オオサカ」という笑える名前になっているし、人形劇団のダンジュウロウ?という台詞が出てきたり(笑) 台本酷過ぎ~(^^;) でもマスカーニだけあって旋律は(日本とちっとも関係ない音楽だけど)素晴らしく、美しいです。日本人には絶対馴染めないオペラなので「蝶々夫人」とは扱いが全然違って、日本初演もわずか25年前とごく最近。山路さんはオオサカを演じています。


プッチーニ・歌劇「妖精ヴィッリ」日本初演(1986・藤原歌劇団)
これまたマイナーなオペラですが、アンナのアリアは単品で時々歌われます。ロベルト役の山路さんの素晴らしさは言うまでもありません。アンナ役は故・東敦子さん。私の恩師はこの東さんと大学時代同部屋で、以来親交がありました。東さんもヨーロッパの主要歌劇場で活躍されたソプラノ歌手でした。


ドニゼッティ・歌劇「愛の妙薬」より "なんと彼女は美しい"


ドニゼッティ・歌劇「愛の妙薬」より "人知れぬ涙"
ネモリーノのアリアは2曲ありますが、どちらも美しい曲。オペラ自体は喜劇(オペラブッファ)で、想いを寄せるアディーナとのやり取りはとても面白いんですが、"なんと彼女は美しい"と"人知れぬ涙"は、その中で異質なくらいしっとりとしたアリアです。


もう1枚、山路さんのCDで欲しかったものも
探しまわっていたらこれまた偶然見つけたので、
早速購入しておきました。

また泣くかも(^^;)
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