名前の頭文字がCで始まる4匹の愛しい犬猫たち&人間たちの華麗(加齢)なる日常。


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 げんなり。

私が音楽鑑賞をする時は、
もし気に入らない演奏だったとしても
どこが気に入らないのか、とか
どこが良くないのか、ということを
じっくり考えながら聴くことが多いので
どんなにヘタクソな演奏でも、全否定することは滅多にありません。

が、

久々に全否定してしまうような映像に出会ってしまいました。


チューリヒ歌劇場公演の録画です。
土曜日?にあったのですがBlu-rayに録画しておいたものを
今日見てみたら・・・これはヒドイ。
「ファルスタッフ」と「道化師(パリアッチ)」でしたけど
先にパリアッチを観てあまりに酷かったので、
ファルスタッフは観ずにそのまま消しちゃいました(爆)
あとで考えてみたら、同じキャストじゃないんだし、
「ファルスタッフ」にはフリットーリが出ていたので
見ればよかったかな?(笑)


さて「パリアッチ」、いいところを必死で探しましたが
まったく見つけきれませんでした。
こんなの珍しすぎ。
主役のカニオはホセ・クーラですよ。
チューリヒ歌劇場っていったら
それなりの歌劇場だと思うんですけどねぇ。

でも、美術・衣装などもいいところが何一つ見つからず、
特に演出は酷いものでした。
旅回り一座の座長・カニオが、
ほとんどアル中というような設定だったみたいですけど
そもそもそういう設定にした時点で
名アリア「衣装をつけろ」で客がぐっと感情移入することが
出来なくなるということになぜ演出家は気付かないんだろう?
(アル中の夫から逃げたいのは普通じゃん、と思ってしまう)
それに、美しい間奏曲の間中、
意味不明な道化の動きを入れたりして音楽ぶち壊しε-(´・`)
ゼフィレッリ演出をパクったようなシーンもありましたが
どれもつじつまが合わないので、見ながらイライラ(笑)

さらに、通常まあ何があっても
合唱団やオケは良い点が多かったりするんですが
今回に限ってはダメダメ。
メリハリがなく、ピシッと決めて欲しいところで
オケと合唱がずれずれになっていたり。
合唱団の動きも緩慢で躍動感がなくがっかりでした。


そして歌手の方々・・・

トニオ役は、最初の歌(口上)がジェントルマン過ぎ。
どちらかというと、トニオよりもシルヴィオの方が
合ってるんじゃないかというような声でした。
あと、背むしでびっこ(禁止用語連発スミマセン)という
設定なのですけど、途中そのことを忘れてませんかね?(笑)
ネッダに言い寄るシーンも???でしたし。
腹黒さの見えないトニオでした。

ペッペ役は、たしかに声はペッペなんだけど
何一つ面白くなかった(爆) 道化なのに!(爆)
そして指揮をガン見するのはやめて欲しいと思ったのでした。

シルヴィオはイケメンだったのですが
なんかいまいちネッダへの熱烈ラブコールが
空振りっぽく感じられてしまい残念。
あと、意外と存在感薄かったです。なぜ?(笑)

ネッダ役のチェドリンスは、見た目からしてNG。
カニオと親子ほど離れたまだ若い女性の役なのに
歩き方も振る舞いも、すべてがおばさん臭くて
とても見ていられませんでした。
声も老けてるしねぇ。コミカルな芝居も???だしねぇ。
いいとこないねぇ。
歌はうまいかもしれないけど、
ちっとも軽やかではない「鳥の歌」にげんなりでした。
(※「鳥の歌」は私の大学の卒論なので思い入れも人一倍w)

そして主役のホセ・クーラ(カニオ)。
一言でダメ出しするなら、
「作曲家と脚本家の意図を崩さないでください」ですかね。
芝居に意識が行き過ぎて一音一音を大切に歌えないのなら
それはオペラじゃないですよ。
しかも、芝居もとてもあざとくて見ている方はしらけます。
あんなに悲しくならない「衣装をつけろ」なんて
たぶん初めてでしたよ(爆)
音符の長さにはすべて意味があるし、
音符の高低にもすべて意味があるのに、
それを無視して高い音をこれ見よがしに長くのばしたり、
しゃべり優先にしてしまって
音楽を崩してまで哭きを入れたりすることで
音符をおろそかにするのは、聴いていて気分のいいものではありません。
しかも、元々の歌詞ではない歌詞に
意図的に変えたと思われるところもあってびっくり。
道化に変身したところで
顔の色を青く塗ってしまったところもがっかりでした。

こんなにダメ出し出来るオペラも珍しすぎ。
途中で見るのをやめようかと思いつつ
やっぱり向学のために、と最後まで観てはみたものの
時間の無駄だったかも・・・(^^;)


今日観賞したオペラの動画。
シルヴィオとの逢引が見つかるところから
「衣装をつけろ」までのシーンです。
いくらヴェリズモでも、
ここまで汚い画はあまり観たくないですねぇ。


私が一番好きな「衣装をつけろ」
ありきたりですが、マリオ・デル・モナコのカニオです。
ダントツ1位です。
これはイタリア歌劇団の日本公演の時の映像。
この人のカニオを超える演奏があったら
教えて欲しいです(笑)
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